古生物 となんか

論語に関し、人類の知的共有財産なので、当然パロディがあるわけであるが、その作業のうち、論語の一説、

子曰く(し、のたまはく) 觚(こ)、觚ならず 觚ならんや。觚ならんや
 (「儀礼用の器は変るといふ世界の定説に納得するわけにいかん!」の意。マンガ家島本和彦先生の炎の言霊と似る)の漢音といふかシナの音 「こーふーこー」は、日本語のオノマトペにおける「ぽっぽっぽ」であるらしいので、「どこぞのおバカが儒者のなんかを見たところ、「ぽっぽっぽ」とやっているので、皆さんへ「儒者ってハトの鳴きまねやるんですよね?」と知ったかしたら、友人たちの腹筋を直撃することになった。おバカはパニックになりながら帰りにまた儒者の関係を聴いていると(為政第二・17 シナ人が聴くと「ちゅんちゅん」言ってるやうに聴こえる)を一生懸命音読してゐる。おバカは悟った。「雀の方だった」」と言ふのがあるさうである。


 古生物で、コンフキウソルニス・サンクトゥス(孔子鳥 孔夫子鳥 聖 「翼 歯無し」の意らしいが不明)なる「鳥」がゐるが、バイオテクノロジーの発達で、この鳥のクローニングが成功した暁に、
「どーどー ぽっぽお」
と言ふ声が響くとしたら やだなあ。

 コンフキウソルニスは「wing without tooth」と言ふ意味と表記。

 1990年ころ、北朝鮮 朝鮮民主主義人民共和国のある女子中学生が、建設現場の石に何ぞの骨を認めたので、地質学の先生へ見せたところ、「朝鮮始祖鳥」と言ふ名前をつけられ、1993年に一応まあ発表っちゃ発表され、切手にもなったらしいのだが、その後支那のまともな先生方がそれを調査研究し、「コンフキウソルニス」であると結論付けた。と書いてある本。

 董 枝明著 アジアの恐竜

 著者は、研究スタッフ来鮮の前にそれの標本を見る機会があって、その際

「エナンティオルニスっぽい」

 といふ感想を持ったさうである。