ソフト化について

 ああ、金魚の腹鰭の間へ葉っぱを入れると、何か卑猥な感じがするな(さういふのが後ろでひちひちする表紙のモーニングがあったのよ)。そして、鬼や地獄の住人が豊穣を司るなんだと言ふ言訳を持たない江口先生は、普通に表紙で悩んだり、知合へ送る然るべきもので悩んだりする。

鬼灯の冷徹 では、その「現代のかちかち山はソフト化してしまって、何故ウサギがあそこまでタヌキをアレしたかが判らない」とか 話の改変を批判するのであるが、その辺でやってる物として、

まんが日本昔ばなし即ち、「市原悦子さんのナレーションによる桃太郎」が既にソフト化第一歩である。(こっちのかちかち山は確か「ばあさん殺し」までは描いてあった筈)

そんでもってキャラクター書いてるの彦根のりおだー うわぁああ

 

2ディズニーアニメもソフト化なんだが。

と言ふものがある。シンデレラの継母の方の姉妹は足斬らないとか、その辺は 無いんだなぁ。で宮崎駿さんがシンデレラかなんかを批判してたけど、「アニメは演劇の動きを取り入れる」ものなので「アレは現代アメリカ女の動きを入れててよくない」と言ふ批判は左翼アニメーターの批評に見えない。

 とか思ひながらブックオフ(ときどき鬼灯の冷徹コーナーが消えたりできたりする)の、「ぐりとぐら」等の児童書コーナーに、カール・ハインツ・マレの「首をはねろ!」が売ってた。これはこれで困る。あの、「ハリネズミのハンス」は明らかに子供向けぢゃねえだろ論が展開するのである。私はまだジム・ヘンソンストーリーテラー(最初に「ハリネズミのハンス」があった筈)を見てゐない。