酒の関係

 ニコニコ動画で鬼灯の冷徹見てたら、そのコメント(OP辺り)で、「病院にいたとき流れた」とか言ふのがあった。ソレはいかんと思ふが、NHKFMのアニソンなんとかで流れたり、(おぼっちゃまくんはいいけどNHKではどうか まだしょこたんが絶叫してゐる頃)近所の平安堂で流れたりするのを聞いてテンションは上がった。

 江口夏実大先生が調べたところによると 地獄には「酒が嫌ひな釈迦の私怨」で作られたやうなものがあるさうである。

 多分「象へ酒を飲ませて暴れさせた罪」は違ふと思ふ。ただ、酒ヘイトなお釈迦様の私怨にすぎないものがマス・コミュニケイトされバカ弟子どもに受け継がれ、支那 朝鮮を経て日本へ伝播する、際にオプションで付く らしい言訳は、一応なんとか言ひながら「お釈迦様が天上天下唯我独尊なインド人やってる」と言ふ物もあると思ふのだが、中尾佐助によれば、インドにアルコール文化はほぼないらしい。前書いたやうな気がするが、シコクビエ(wikipedia見たら「タンザニアに原種があった」とか書いてあった)は、ドブロクのやうな、芽の糖化作用による酒が東アフリカのシコクビエ育ててます圏では認められるんだけれども、インドではそのやうなものはなく、すごい北の方の山奥で麹(カビ ドブロクですらない)による酒が造られてゐたさうである。さらに、神話で語られるソーマにアルコール分のある描写は認められず、ずっと後代のウィスキーに至って始めて出てくるさうである。

 

 獄卒の象は、「旅人へ酒飲ませてアレした罪人」も呵責してるんだから、リストラはどうかと思ふんだけども、結局一巻第一話で登場した「果樹園を焼いた罪人が落ちる サトウキビでたたかれる刑」は存命らしい。13巻と言ったら、「水木しげるのあの世の事典」読んでたら 確かに等活地獄の方は、獄卒の罪人お料理教室だ。