蟇とカエルと

世界中で、TOAD(ヒキ) とFROG(カエル) は峻別されてゐるらしい。南方熊楠によれば、トチワビキ(トノサマガエル)は、常盤(トチワ)の国から蛇に乗ってやってきたが、然るべき代償を未だに払ってないためよく食はれてゐる、といふ話があるさうである。と言ふことはトノサマガエルは蟇蛙の部類ならしい。

 昔の話で 天草四郎とベースにした「音に聞く七草話」とやらでは、東北の関係の人である七草四郎が いろいろあった果てに「ヒキガエルを召喚する妖術」を操って抵抗するものの、オルグしようとして拒否されたので殺した人の関係お姉さんに殺される、さうであるが、さう言ふわけでクリスチャン(なんちゃってカトリックであるとかはさておく)がモデルの人が、なぜか非キリスト教圏で、キリスト教的に悪魔の部類に入る物をちゃんと操ってゐるのは大変興味深い。

 

 どこかで「近世のフランス軍兵士は さいふをさしてCRAPAUD(ヒキガエルっつかがま口!)と言ってゐた」と言ふものを読んだはづだが憶えてゐない。

 

 で、鬼灯の冷徹 あのアニメ版の「ど黒縄ガエル」は、ヒキガエルっぽいが、まあちゃんとした「ど根性ガエル」へのオマージュ。

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