恐竜と秋元康

金曜日は 朝秋元康御大がNHKの番組に登場し AKBだかSKEの娘さん方に
「秋元さんて乙女だよねー」
とか言はれてゐた。十年ほど前にはなまるマーケットに登場し、「今度秋葉原で」とかこいておられたころよりは老けてはおられた。
で夜は ルパン三世クローンのなんとかであった。最近はかういふTVのアニメなんかはほとんど見てゐないので、今回も観なかった。
 さう言へば 最近自分の脳内で、昔フジテレビのひらけ!ポンキッキで放送されてゐた、「恐竜音頭」(作詞が秋元康で 歌が三波春夫でござゐます)が何故か復活してゐる。
 ディキノドンがどうとか言ってゐた筈で、恐竜なのに何でディキノドン(哺乳類型爬虫類 といふ非恐竜の 現在は哺乳類)かと思ったら 調べたら
ティラノサウルスとかが繁栄してたけど 後にはディキノドンとかの哺乳類が栄へて」
と言ふ歌詞だった。つまり「作詞家の秋元なんとかはあほ」ではなくて、ちゃんとした啓蒙歌なわけである
 で歌っておられる三波春夫大先生がお亡くなりになるとかならないとかの頃、ディキノドンやリストロサウルスなどの哺乳類型爬虫類は哺乳類になってしまった。なんといふか まあいいんだけど。

 さう言へばやはり死んでゐる、金子隆一氏が、「恐竜とかの好きな女子が好きそうな哺乳類型爬虫類」として、リストロサウルスを挙げてゐた。だからと言って歌詞にこれ選ぶ秋元さんの乙女が「そう 二千十年ころに娘さん集めておニャン子みたいなのをまたかませる程度の能力がある傍証」ぢゃあないと思ふ。さらには哺乳類型爬虫類は、キノグナトゥスとかなんとか言ふ「もふもふ系」もゐるのである。