五行説 のエア編

五行説では 空気 雷 その他幽的ななんかに識別コードのブルーを設定する。でそれが依る木で表す。

 一応女で、鱗虫即ちスケイリーな生き物を指す。さう言へば、ブルーミニメクラヘビやアガマ、コロラドハシリトカゲなど、「雌だけの爬虫類」が結構ゐた。

 別にイノチがベンチレーション系のタームだったり、呼吸が諸民族で生命の源として捉へられてゐた訳だから、大したことはないのだが、アラビア辺りでは、魂の座は喉にあったので、喉を指すネフェシュで魂を表した。で、そこへ神様から「お前は人間だ」と言はれたてふ言訳である空気が入った 状態で人間が生活してゐると考へられたらしい。それがあるので、あそこら辺の神を拝んでゐる人は、ものすごい大昔は、「異教徒」をとっ捕まへると、「剣にかけて」元の神様のルーアッハ(空気)を引っこ抜き、改めてそこの神様の気を入れる、と言ふ習俗が、普通にあったさうである。

 なので、それを取った たぶんモーセかなんかが、一応さういふ普通の儀礼を込で体系化し、後か、ヨシュア(旧約聖書の方の)さんがばこばこその儀礼(聖絶 といふ ウィキペディアの経歴見ると日本なのにクリスチャンが編集合戦をやってゐる)しまくり、ある程度イデオロギー化した後でイエス・キリストが体系化をし直し、紆余曲折因果応報いろいろあって、迫害し弾圧し虐殺し異端審問にかけまくると言ふ凶悪な宗教になったわけであるが、そのキリスト教は、さういふ訳なのでリアルヨシュアさんは異教徒さんとっ捕まへて「剣にかけて初期化~ヤハウェのルーアッハをうpロード」やってた可能性が高いんだけど、さういふ訳で「ヨシュアも虐殺大将だったし」とか言はれてゐるのに辟易はしてゐるらしい。

で、一応キリスト教の顔をしてはゐるブードゥーでは、もともと西アフリカ辺りでもあったんだか鼻祖マカンダルが魂魄思想を取り入れたんだか、魂魄とかネフェシュ/ルーアッハ等の「魂ってなんかいつもついてる系とどっかからくる系と二つに分かれるよね説」があったらしいので、そっちの犯罪者に対する刑罰としてソウルだかスピリットだかを引っこ抜く。のがいはゆるゾンビである。

 

 三石善吉大先生は、「マルクス主義はキリスト教をひっくり返したもの」と言ふ説の、具体的な「どの辺がひっくり返ってるか表」を「中国の千年王国」で書いてゐるが、この表で出る「剰余価値説の道徳的判断」(マルクスは 原罪を科学的に分析して搾取にあてたらしい)は、暴力機構の補完のためのアレだと思ふ、おいといて、さうすると「聖絶してそれっきり」が共産主義になりさうである。とてもいやである。