植物化した超常生物

まえやってた永瀬唯「デッド・フューチャー ReMIX」で、SFの元ネタとして、ロシヤのフヨードロヴィッチ・フョードロフの説を挙げ、人間は植物化するのを示唆してたと書いてあったやうな気がする。

 フィエステリア・ピシシーダに関しては理性的だな。の本書によれば、メソディニウムと言ふ、体内で藻類を肥やして生きる微生物がゐるさうである。この種は人間に換算すると、秒速六百メートルくらゐで移動するさうである。殆どテレポーテーションである。さらに、ディノフュシスと言ふ、同じやうな種類がゐて、これはまづ、メソディニウムを捕獲し、銛のやうになってゐる口をぐっすりと突き刺し、温室と言ふか育ちの藻類を啜り上げるさうである。大自然てやだね。

 

植物が木本へ収斂。竹みたいな木が生えるとか、地衣類が自身の死体とその他を組織で包んで木化するとか。藻を体内に生やすゴカイの一種が砂漠に棲息し、草食のシロアリに追っかけ回され、捕獲されてゐる。訳が分からんわ。

 

永井豪先生登場の作品はこれが好きだー  山口の地酒 獺祭が登場するってどっかに書いた気がするが Wikipediaに書くずくはない。  悪者が植物化してゐる。