映画のアレを

 で、「差別と在日をネタに!」と言ふ映画論を展開した大月隆寛先生は その文章が載った本の刊行結構あと、朝鮮系日本人が映画界とかに結構ゐてアウェーな感じになってゐると言ふ恐るべき事態に、なんとか仰っておられるが、町山智浩(朝鮮系ハーフと言ふか妹さんはハーフぢゃないと言はれてゐるのでインターブリードか相の子)さんは、最近ツイッターで「それでも在日が活躍する話を」とか言っておられた。

 

 

 在日朝鮮人がバウンティハンターさんのリーダーで出てゐるのに、脇役扱ひで、締め切りが延びまくってアニメ史に汚点を残したもの。ユン・ケイをヒロインにすればよかったやうな気もする。

てふか、 によれば、初期ユン・ケイが主役といふ設定だったさうである。こっちは朝鮮人蔑視になりさうであるが、その初期の設定をやった方が良いと言っておられる士郎正宗大先生は、画集「Intron depot (1) (Comic borne)」のP48によると、「アニメ(ブラックマジックM-66 多分)制作中、スタッフに「士郎さんは北朝鮮を差別している!」と言われ」て困ったさうである。「ドミニオン」で、ある種の理想的な上司イ・チョンギルを出してゐてもだめらしいのである。