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対象化されたノモス

 

 

 作者Aである山本弘大先生は、自身の作ったリファール国王リュキアン王女陛下に萌え萌えで、彼女自身としてはどっか行きたい気があるのだが、仕事があったりその他があったりするので行けない、と言ふのを力説してゐる。

 そのリュキアン王女陛下は、「国とは妄想である」とする考へ方を持ち、かつ王をやるのに一応躊躇が無い。

 山本先生は、「産経新聞を購読している」さうであるが、産経新聞の言論人もアナーキーなおいさんが「為政者やる」スタンスで書いてゐるので、結構強い。

 

 後山本大先生は、「リトルガールふたたび」で、文字によるメディアで、『広島永崎の原爆投下は無かったろう論』を展開し、首長をひりだし、原爆まで拵へる愚民どもが、偉大なる総統閣下様に調伏された話を描く。

 リュキアン王女陛下は、外交上やらんほうがいいと言ふ大建前を振り回し、側近の、感情論による案を退けてゐるが、

 後に成立した、「本音垂れ流しメディア」としての文字による電子メディアと、「建前出すメディア」としての声を流すメディア(ぢゃあニコ動とかはー データソースの浅羽通明先生もYOUTUBEでなんかこいておられるしー)の対立、さらに理想的な物としての「文字で垂れ流される本音をくみ取り、建前で却下する拒否権発動型の首長」を恐らく踏まえてゐるくさいが、リュキアン王女陛下は微妙に外れ、K総統閣下様は作劇上画面の外(ネタばらしになるのでの他に、あんだけびっこのアヒルさん養殖物であるにも関らず、個人的には武断政治以外がわからないらしいのでかう言ふかきかた)。