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エルトンの魔物とか

 エルトンの魔。

チャールズ・サザーランド・エルトンが妄想したらしい、生物多様性の関係から、出る頂点捕食者。なので『エルトニアンイーヴル』と言ふ。

 ざっくり言ふと、まづ大陸があって、そこに草(とにかく生産者)が生える。

次に、それを食べる第一次消費者が生える。

さらに、大体二百万年くらゐすると、バランスが崩れるのでaどっかからあるいはb一次消費者の一部の進化により(ハワイのスタウロフラグマナミシャク等早川いくをさんの命名による「ハワイアンキラー芋虫」もさうだと思ったけど)、二次消費者が生える。

同じやうに、このバランスがさらに崩れる場合、三次消費者が出る可能性は、ないとは言へない。ただ、その頂点捕食者さんは、接地面が異常に小さい足、生物学的な枠から負け出ないのが不思議な知能、極端に高性能な知覚器官を持ってゐる筈で、さういふ生き物のでる可能性が、ものすごく低い。 

 ちゃんと「チャールズ・サザーランド卿が妄想した」とか言ふ。

 

  人間の血食べ動物だから、エルトンの魔物。

 西表島の謎の山猫を追ふ生物学者の前に、土人によると謎のピンギーマヤーと言ふイリオモテヤマネコよりでかいヤママヤーがゐると言ふ情報が!で、現地の人はそっちの方の頭蓋骨を持ってゐるので、見せてもらふと、イエネコの物だった、といふ暗くなるオチがついてゐる。