差別とかのアレ

 みなもと太郎風雲児たち」によれば、ロシヤ人は人種差別の感覚がなく、利害関係が一致すると鬼になるさうである。なんか軍事 戦史関係とか、ヘタリアでもその、同志に対する非人道性が茶化されてゐるが、さうへば「アップルシード」のブリアレオス・ヘカトンケイレスはソ連の黒人で、上司に嫌気がさして逃亡してゐたのであった。

 

 宮崎駿御大が「好きな作品」とする方。ロシヤ人が作ってるのでラップ人サーミ人が普通の人扱ひ。いいけど、作品を解説する中の小人のやうなものは、「はれときどきぶた(アニメ)」の矢玉アナ、「こどものおもちゃ」のバビット等、非ジブリ作品でよく見かけるが、パンダコパンダから風立ちぬまで出てこんな。(まあ辛うじてムダ話に登場する「風立ちぬ」(マンガの方)の宮崎駿がまあそんなやうなアレっぽい)

 全然関係ないけどラップランドは、ある種恐怖の地域で、なんか怖がられてゐたさうである。さういふ所へ鳥が渡る教育目的の本「ニルスのふしぎな旅」のアニメ制作に参加してゐた押井守御大は、後「なんか飛行するもので客をビビらす」と言ふのを延々やってゐる。