原罪とかコミュニティとか

ジョン・ハンフリー・ノイズのオナイダ・コミュニティともののけ姫のタタラ場

 一応両方「暴力機構からの解放」がメインで共産主義っぽいナニがある。外界とはお付き合ひがある。

 

オナイダなんたらは、複合婚と言ふ、「一日一回」「シニア以外は中出し禁止」「異性からのお誘いは断らない」と厳しい戒律のもと、子造りが決行。家族の愛は恋愛と共に「スペシャル・ラヴ」と言はれて退けられ、でも子供は「ファミリー」で養はれる。

 原罪から解放された存在である完璧主義者は、罠製造で結構儲ける。でも、罠の製造をするファミリーは「楽しい労働」をするが、罠造ってると楽しくない労働をすることが必定になってくるので、当然無原罪の人以外の労働者を雇ひ入れ、ブラック企業を作らざるを得ないと言ふ罪を背負ふことになる。一応ブラック企業化を止める手立てはいろいろやったらしい。

 タタラ場 お子さんがゐない。みんなで苦労する。でも「あたし等は夜っぴてタタラ踏んでるんだ!」と言ふ自負と自信と実績が出る。あと「私たちは生まれた時からみーんな無礼でぇ!」と言ふ関係らしい。オナイダ何とかは「女はちんぽの生えていない劣った男である」と言ふナニが貫徹してゐたが、タタラ場はー、偉い人女性でー、えー。オナイダ何とかでは、罠は「ファーザー・ノイズ」がスティッキーな罪に囚はれて(おぢいちゃんで子供作ったのでわが子が可愛くなったらしい)死ぬまで墨守退嬰なものであったが、タタラ場では、倭寇の人が使ってた火槍を子母式に開発する。