アフリカンな

 

 アカヒのみやましいおいさんがアフリカ行って食べた物の本。みやましいおいさんだもんで、シュバイツァー博士に関する排除運動に苦言を呈してゐる。五万パーセント賛同するが、私がその辺の土人である場合、言論の自由をと言ふ同じ口で、「人類はみな兄弟である。白人が兄貴で黒人は弟である」とかほざくど毛唐のいろいろを嬉々として削ると思ふ。

 アカヒの記者が、エチオピアのコーヒー店と称する娼婦の家へ行って、コーヒーの挽方に侘びとか数寄のやうな、裏千家と言ってもいいやうなナニを見て堪能して帰らんとしたら

「なんで女を買わんのよー」

とか言はれたり、やはりワラビ食べない文化圏のケニアのお子様へ

「小使いやるでワラビ取ってきてくりょ (実物見せて)こういう大きなのはだめだに」

 とかの、自称資本経済の入り口を見せたり、する。

 

 フゥフゥを「餅」と称し、粘りがほとんどない穀物を根性で粘らせるため、時間がかかるかおっさん方が根性で、臼へ入れ「月で兎が使っているタイプの」杵で搗きまくる様を観察する。

 マリとかガーナなどの、フーフー文化が発展した言訳を「王国があったから」とする。フゥフゥ文化圏にトンブクトゥがあった。で、インジェラ(エチオピアの穀物料理)喰ってる所と、関連つけてゐる。興味深い。さらにトンブクトゥがいかに崩壊したかを描く。

 レビ記の「反芻する者は食ふな」に関する合理的な説明がある。人間と同様に穀物しか食へない非反芻生物@豚は、人と食うものが競合するので育てたらいかんさうである。で、ムバラク大統領閣下の恩恵による、「イスラム教徒の豚肉も売ってます肉屋さん」に巡り合へず、ひたすらコプト教徒の肉屋さんへ行き、キロで買ふ。へー。

 インパラの刺身は美味いさうである。へー。てふかマイ醤油とスイス製アーミーナイフで魚だか何だかを刺身にしまくってゐる。秋津島のおいさんここにあり

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