韓国のあれ

 

 では、「第四のペルソナ」に教祖を入れる「架空のカルト教団」が登場する。

 鄭明晰@囚人番号が4499先生と、家族連合は、元混淫派とよばれる、

スピリチュアルなプロテスタント(この辺は別にオリジナルで素朴で偉大である)からの派生と言ふかほぼ引き写しで、「原罪は姦淫(千年王国系はかう言ふのがあったはず)」「真のメシアは肉体をもって東から現れる(ユダヤ人のタームは東向いてるし)」「イエス・キリストの十字架刑は失敗(原罪は暴力機構の補完のダシとして必要なので、ナザレの大工の嫁の連れ子のロン毛野郎がすべての罪を雪いでくれると困るのである)」といふのを据える。第四とははいはない。「俺がサンタだ!」でなくて「メシアは俺だ!」と言ふことにしてしまふ。

 てふか、鄭明晰ラビ(このおっさんは実在する)とその「韓国のカルト教団(劇中でかう言及される)」の関係がアレでほめたいやうな関係でよろしい。絵が下手なのに。

 さう言へば、「ジョーカー太陽星団のような」韓国がお好きとおっしゃる劇中山野先生のキャラクターも、大月隆寛先生ののたまはく(あにょん)にあるやうに、異様。