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海上の道をダイシがとほる

 海上の道(柳田國男)を読む。なんか、ズズダマがどうの は環太平洋な話だった。

 さういへば「シュナの旅(徳間 アニメージュ文庫)」といふ、宮崎氏が理不尽な(『ルパン三世 カリオストロの城』の不当な大コケによる)批判にさらされた頃に描かれた、「アニメーター(あえて「セル画にマンガ描いてる人」と言ふ)が紙にマンガ描いて売り出すと 遠からず潰れる」といふ経験則(『NHK BS2 BSマンガ夜話 虹色のトロツキー』における岡田斗司夫氏による)に基づくと大変屈辱的な物な上、さらに宮崎御大は「大きな版でやってもいい(本人はあまり気にして無いが)」ひとなので「ほえほえそろそろ大判で売ってもいいぢゃねえかな」なものであるが、「海上の~」によればコレのネタ元のチベット民話(論理的整合性があって、神話に於ける「麦を盗む豊穣の英雄」のパターンを踏んでゐる)とそっくりな 「おダイシさま」といふおばさん(しかるべきネットスラングを用ゐれば「ばばあ」)が、バーラト星系と言ったやうなものであるらしいインドへ行って、イネ、ムギ等を取り、秋津島へ帰ってきて 「わんこがどうたら」した後で穀物が齎された といふ話が東北地方に分布してゐるんださうで、なんかまう「はー」である。
 「ダイシ」はさう言ふわけで「智行大師」「弘法大師」になるのであるが、西の地方では、弘法大師がシコクビエだの麦だのと言ふ、「空海御坊が生まれる千年前から日本に生えてるわー!(今から三千数百年前のシコクビエのプラントオパールがある)」なものを、支那から持ってきた といふ話が伝はっておるさうで、いやあお大師様って偉大だなあ である。