2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ぬこぬこ

前に、その辺のぬこから、にじり登られた。身長百七十五センチのおっさんへ彼らがのぼるモチベーションがどこから出てくるのかは謎である。さう言へば、ムツゴロウこと畑正憲大先生が、攀木性肉食獣としてのネコ科生物説に対して、前えらいこと飼ってゐたね…

生き物って難(ry

支那で発見された卵生のカワウソカストロカウダ (「天空の城ラピュタ」に出てくるミノノハシにそっくり!)だの、卵生肉食のモモンガ、ボラティコテリウムだのも収録された本書で、翼手目は「分子生物学的にも無盲腸類(モグラとかトガリネズミとか)の姉妹群」…

啓蒙 2

1903年、上海で教鞭を振ってゐた河原操子さんは、内蒙古のカラチン王の招聘でそこへ教へに行くことになる。ついでに関東軍から「ロシヤの情報傍受して」とか言はれる。絶対全身ピチピチのズボン付ワンピースの服とか送られてると思ふ。パパ(信州松本藩の儒者…

原理的なカルトを描く

天才、いしかわじゅんが、何かを遂げた作品集で新潮社から大昔出た。 いいけどヤングマガジンで掲載された奴を、エロ雑誌で掲載されてゐた奴と合はせて売るといふ、かっこいい真似をさらす新潮社は、それから、こっちでカルト教団とか呼ばはりする創価学会の…

啓蒙する・・・

南信 辺りの啓蒙家をふと集めてみる。 かう言ふので行くと、田中芳男と言ふ、天才で「上野へNERV作ろうとして大失敗はした」男が出るのだが、はい。地元で売ってたやつが、アマゾンで扱ってくれないんだか検索しても出ないよ。あー田中先生は秋津島にゐない…

呼吸と、なんか

「恐竜=鳥説」の根拠として、気嚢があった可能性を示唆する。 マジュンガサウルスの骨、気嚢の辺がくぼんでたので「あったんじゃねえか」ださうである。この本のキノドン類のイラスト、もふもふしてるけど耳介が無い。 気嚢の説明が最強。但し「恐竜に気嚢…

アイリッシュ

あー レンタル映像ソフト屋で「コナン・ザ・グレート(アーノルド・シュワルツェネッガー主演の)」借りようと思ったけどやめた。 コナンとかが拝んでる蛇(「シュワルツェネッガーは「クロム」と発音してゐるが、アイルランドの辺では「WとMは紛らはしい」ら…

藝術としての政治

藝術として政治を行ふものが群雄割拠してゐるところで、藝術の一環としての政治家を目指すへうげもの 織部の活躍。 織田信長が、支那や天竺まで平定し、「信州」(厳密には「信」)と号さうとしてゐる。ほほう。

スコティッシュ

マッサンなんて見ない。 あああああ選挙が外人としては「イングランドと仲良いんだなぁ」なことになってしまったが、この先どうなるのか不明。スコットランド人の中二病こじらせた輩が拵へた、フリーメイソンリーの儀禮にはスコティッシュ・ライトといふアレ…

ローマ帝国のばかぁ

よくわからないが、ローマ帝国ができた際、帝国の人になると言ふのに納得した人が、ローマの領土でえらいことゐて、さう言ふペルシャ系の人が「天文学」の制定に、参加したらしい上、 ローマがアレなため、別にお国の神話がばかにされるわけでも辺境の人がギ…

ふと一斉教授

近代に入ってから出たはずの、パノプティコン監獄のやうな一斉教授、先生の方へ生徒が全員向く形式が、それ以前にあったと言い張る、多分説得力を持ってでっち上げられた例。 パノプティカルになっちゃったのは多分先生のカリスマによる。原作者と作画担当が…

イネ 

佐々木高明『南からの日本文化』 佐々木高明 中尾佐助とか(『もののけ姫』のネタ提供の先生)によると、人類は「禾本科の一年草」を栽培植物にした(『栽培植物と農耕の起源』岩波新書)さうであるが、日本の先人が喰ってたらしい「弘法麦」は多年生である。こ…