五行 潜る赤編

五行説では一応 火が赤、 上昇 視る 羽虫 を司る、ことになってゐる。で口にギャグ(緘口具の方の)かなんかをすると言ふのがあったはずである。古代日本で「火を司る」ことになってゐた一族は、ちゃんと鍛冶屋関係(火はメタルを鍛へるので)で、「尻尾が生えてゐる(照明具を腰につけてたらしい)」ださうである。

で、どこかで(資料がどっか逝った)「赤いものは潜る」と言ふバイアスが並行してをり、なので猩々(猩々緋と言って赤いとされる)は海の化け物とか、海の妖怪キジムナーは赤毛とか、赤いキャラクターの関羽が潜ったりとか の系統で「赤い目の孫悟空」が海に入って如意棒を取るとかがあるさうで、さうすると、列王記において「燃える馬の引く馬車」に乗って昇天したとされるエリヤフの後生であるらしい使徒サンダルフォンが、日本人庵野秀明の手によって描かれると、ちゃんと「マグマを泳ぐアノマロカリス状のもの」になると言ふ奇怪な事態が、東洋系であることになる。うわぁ

 さう言へば真っかっかのポニョってのもゐたぞ。うわぁ。ずんどこあれではあるが、耳嚢の成立時から、「はるかな未来は 泥濘に沈む」と言ふ未来観があったらしい。



 ダイヴィング部の先生の姓「火鳥」は、作者がただ単に奇をてらっただけにしか見えない。勉強してる観ないなぁ すげえとは思ふが読むずくが~