アイリッシュ

あー レンタル映像ソフト屋で「コナン・ザ・グレート(アーノルド・シュワルツェネッガー主演の)」借りようと思ったけどやめた。

 

コナンとかが拝んでる蛇(「シュワルツェネッガーは「クロム」と発音してゐるが、アイルランドの辺では「WとMは紛らはしい」らしいのでCROMMでクロウださうな)は、「ブタの島」と言はれるアイルランドでよく拝まれてゐたが、一介の豚飼ひ家業から身をおこし、敬虔なクリスチャン(多分カトリック寄り)として修業した聖パトリック(ウェールズ出身説あるんですって)によって、調伏されたさうである。二挺拳銃のボブ(ラヴクラフト先輩がロバート・E・ハワードへ付けた愛称)は地名が適当(アフリカにあたる辺にシャングリラとかあったぞ)なので、バニル族(北欧のたぶん東の方の人)がさういふの拝んでたりする。のを何とかしてほしかったけどまあいいや。

 

そんで、アイルランドイングランドは仲が巨悪い。なんか「プロテスタントVSカトリック」と言ふ一面もあるさうである。

 

 

 SASで曹長まで行った上サヴァイヴァル関係の先生もやったハーフジャパニーズのイングランド人が、アイルランドの「英雄」とそっくりな名ダニエル・オコンネルと保険の調査員もやる。ので、主人公平賀キートン太一は「IRAの人のオコーナー」さんがどうとか言ふ事件で、「ベルファストでは地獄を見た」とか「無限に死体の山を築く作業」とか昔話をする。解りやすくSASがいかなる外道をやったか、当時のIRAがどういふ経緯でできたかが描かれる。

 

 

 ベルファストでやったSASvsIRAの戦ひを「血の報復」として語る。劇中登場するマフィアの名前起源説は俗説の一つ。復讐は堅いんだー。