『ドキドキ土器』
刊行が1981年。劇中で、出てくる考古学の先生は、縄文農耕説を唱へてゐる。
先生は、「土器に入ったイネ」を探してゐる。
その先生の説に対する反論で、「芋ほり(ヤマイモ系)」が出る。それについて、ヒロインは
「喧嘩はやめて」
系のセリフを吐くが、先生はそれについて「議論である」と言ひ、
「もちろん!ヤマイモのようなDioscorea属は、アメリカ人の説でもっとも原始的な農耕によって栽培されていた植物と考えられているんだ!
わしはそれを我々の祖先がやった可能性があると考えている!」
とかには基本行かない。
シコクビエのプラントオパールが発見され、とかはなし。