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こっちでもたぬたぬ

荒俣宏「世界大博物図鑑」によれば、狸は「毛筆でないと毛並みの表現ができない」さうである。で、これでは金玉があんなになってるのは、「表具師が金を伸ばす際に」たぬレザー(しかも股間の!)を使ったので、元のもでかいんだろうと言ふことになった説を展開してゐるが、南方熊楠は、「クバンダという妖怪(睾丸が甕なので甕形/クンバーンダと言ふ)」がインドの仏教経典に普通の動物っぽく登場し、それが日本の狸にパラフレーズされた説をとる。実際にはあんなにでかくなくて、タヌキ含めたイヌ科は体の比率として性器が占める割合は哺乳類中下の方ださうである。比率としてはホモサピエンスがでかい上に、睾丸だけだったら、オセアニアのフクロミツスイとやらは「人間で言ふと股間に西瓜(Lサイズくらゐ)をぶら下げてるやうなもの」ださうである。

 まあ「ヨーロッパタヌキブンブク」その他ブンブクチャガマ(と言ふ名のウニの仲間がゐる)系は除外されるとして、ああ言ふ分福茶釜体系はできるわけで、「耳嚢」にさう言ふのが入ってたはずだから、アレ「新耳袋」とかやってるのはちょっとー

 そのアレ